話題のコロコロオープナー、買ってきました!


Twitterとかでつよつよな手芸作家さん達がこぞって「いいぞ」といいので探して買ってきました。クロバーさんのコロコロオープナー!

これは何かというと、要はアイロンの代わりに折り目を付けたり縫い代を割ったりといったものに使うアイテムです。小さなドール衣装のトップスなんかで便利です。

ローラー部は中心が膨らむように樽状のアールが入っています。粘土ローラーみたいに平たくなっていないのがポイントですね。
ハンドルはABS、ローラーには摺動性がよく耐衝撃性の強いポリアセタールを使っているそうです。

裏は肉抜き。強い力を掛けることが前提なためか結構なリブが入っています。エポキシパテ埋めたら重くなって使いやすくなるかなーって。

 
綿ブロードとか手で折っただけで十分な折り目が付くのでつい手で折りを入れてしまうのですが、指で外に引っ張る形になって伸びてしまったりします。これはローラー部で上から押さえるので引っ張る方向に力が掛からず伸びずに折りを入れることが出来ます。便利!

古物商許可

先日ケンハモレンタルサービスを考えているのですが、その後調べた所、古物商の許可申請が必要なことが分かりました。

曰く、新品のレンタルは問題なく出来るが、中古品もしくは新品でも何かしら手を加えてレンタルする場合、販売ではなくてレンタルでも古物商許可が必要だそうです。
楽器の場合調律が必要で、この「何かしら手を加えて」に該当するため古物商許可が必要ということになります。
で、先週から許可取得のためにあちこち回っています。

ちなみに取り扱いは警察になります。事情を説明して記入する書類をもらって、その他市役所や法務局に行って証明書を付け、19,000円の証紙を合わせて提出です。特に法務局の証明書が大きなところに行かないと出せないもので、これのために福井まで行ったりしました。結構大変です。

それがもうすぐ提出できそうで、数日後にまた警察に行ってくるつもりです。許可が出るまでに40日位かかるそう(出ないこともあるとか……)で、その後よく中古品のお店で飾られている許可証というか標識を取得しないといけないという流れになっています。

ということで、ケンハモレンタルが出来るとすれば来年頭くらいからかな……と思っています。きちんと出来るといいんですけど。

M3の予定と、今後の同人音楽関係即売会について

もうM3の季節ですね。10月下旬。
新作は出したかったのですが開業準備その他で手が回らず、旧作の頒布のみになりそうです。
福井に引っ越して東京もかなり遠くなってしまい、これからは東京の即売会も気軽に参加できないのかなあと思うと寂しいです。

これからの同人音楽関係の即売会なのですが、今の所縮小方向に行かざるを得ないのかなという感じです。ケンハモの方は問題ないのですが、音楽については評価が乏しいようで、仕事として続けていくためにはウェイトを下げないといけないのかな考えています。残念な話なんですけど。
また事業を始めて間もなく、即売会への参加費と東京までの交通費+宿泊費を支払うのも重くのしかかってきます。軌道に乗るまではイベント参加は控えめになる予定で、今申し込んだもの以外は少し見合わせが必要かなと考えている所です。音けっと2(12/2@難波)は申し込んでいます!

けどやっぱり楽曲があっての演奏なので、自分の中では同人音楽もおろそかにはしたくないかなと思っています。どちらかというと演奏とweb上での投稿の注力して、機会に恵まれればまた即売会でサークル参加という感じにしたいです。特にM3は他の即売会に無い「実演が出来る」という素晴らしい即売会でもあるので、こうは言っていてもやっぱり次のM3も参加してアインプロージットしたいなというのが正直な胸の内です。

なお機材関係は今から充実させる予定です。DTMというかデジタルで音楽でやると必ず金の力がモノをいうところがあって、その中でも自分は生演奏をメインにしていたことから機材が古く、安価なものしか持っていないんですね。なので作曲や音源作成ももっと出来るように投資するつもりです。来年辺りには見違えるような音源をお見せできればなと考えています。

ちなみにM3の日は当日ギリギリ始発で出て間に合うようなので当日出発、その日に泊まって次の日東京を回って帰る予定です。音楽も大事ですけどドール関係も色々見てきたいです。

鍵盤ハーモニカ用の電動ドライバー

鍵盤ハーモニカに使われているネジはΦ2㎜とかΦ3mmとか、ネジとしては小さい部類になります。
こういったネジをよくホームセンターなどで売っている電動ドライバー(家具を組み立てるようなもの)で回すと、外す分には良しとして締めた時にめねじを破壊したりネジ頭を捩じ切ってしまったりします。
そのため、そういう小さいネジのために「精密電動ドライバー」というものがあります。ただ一般的な品物ではないので自分もホームセンターやリサイクルショップなどで見かけたことはありません。

さてケンハモ修理の仕事をするにあたってどうしても電動ドライバーを使わないと効率が上がらないということで、新たに精密電動ドライバーを導入しました。モデルはベッセルのVE-3000というモデルです。なぜか60%OFFという割引になっていたので買ってしまいました。

グリップしやすく総重量もそれほど重くありません。トルクが0.15~1.0Nmと上の値がケンハモ用としては高いですが、他にも使う用途があると思うのでこれで十分かなと。
もう1つトルクの低いVE-2000でもケンハモ用なら十分かも知れません。
精密電動ドライバーを購入する際のポイントですが、スペックとして以下をご覧ください

・トルク

ケンハモのネジは大体0.2~0.3Nm(N・m)位です。ネジ切りのされていない箇所にタッピンねじを入れる場合はもう少しトルクがあった方がいいですが一般的には十分なトルクです。0.1~0.5Nmというものがあると使いやすいです。
なお現在Amazon.co.jpでセールス1位の電動ドライバーの最大トルクが4.5Nm。必要トルクの15~22.5倍もあります!こわれちゃう!

・回転数

1000rpm(1分で1,000回回転する)位あれば必要十分です。600rpmでゆっくりな感じです。

・付属ビット

ビットNo.1とNo.2を使います。面倒なのでNo.1で使いまわすことが多いです。けど実際は1.0Nm程度までのドライバーだとNo.0、No.1のものが付属することがほとんどです。

・その他付属品

アダプターが別売りのものもあるので要チェックです!

・重量

軽い方が取り回しがいいです。設置するならあんまり関係ないですけど……。

・電源

AC100Vが使えるかどうか。工業用なのでプラグ形状が日本のものと違っていたりします。あと電源ユニットがどのようになっているかでかさばったりもするので、必要だったら一緒に確認してください。

・レバースタート/プッシュスタート

それぞれ「ボタンを押すと回転する」「ビットを押し込むと回転する」というものです。ビットを押し込みにくい持ち方(サイドカバーとか)をすることもあるので個人的にはレバースタートの方がおすすめです。

等々、購入もしにくい精密電動ドライバーですが、作業効率は圧倒的に違います。特にリードプレートの取り外し。
一般的に売られているものに比べて圧倒的に高いですが、頻繁に分解する方なら必須だと思います。

Roland VT-4レビュー(forバ美肉)

届きました、今日発売のボイストランスフォーマー「VT-4」!
バーチャル配信をボイスチェンジャーでやりたくて購入、早速配信で使ってみました。
※なので一般的なライブ使用とかは考えていません。

◆特長

・遅延が全然感じられない

歌でも問題なく行けます!ボイチェンソフトで色々やっていてギギギってなっていたのがウソみたい!

・パラメーターの変化がスムーズ

ソフトのボイスチェンジャーだといい具合の所が拾いにくかったのですが、やっぱりパラメーターの変化は上手いなーという印象です。

・ブラインド操作がしやすい

HMDを付けていてもつまみの場所が分かりやすいです。ピッチとフォルマントのつまみはセンタークリックが付いているのがありがたいです。

操作は全体的に分かりやすいと思いますし、どのフェーダーもノブも丁度いい力の具合で動かすことが出来ます。色々弄ってパラメーターを保存することも可能です。
ロボットボイス、メガホンボイス、あとハーモニーで和音になるとかMIDIキーボードを繋げてボコーダーに出来るとか、その他いろんな機能がありますが、バ美肉用途だと基本的にピッチとフォルマントを弄ってエフェクトバランスは100%、リバーブはその時の好みという感じだと思います。

◆問題点

・スタンドアロンで使った時の出力がアンバランスしかない

アンバランスというのは要はマイクの端子ではなくギターの端子位に思ってくれればいいと思うのですが、出力してそのままミキサーに行くというのは出来ません。PC使用が前提なのかな?

◆問題点の対策

しゃべり配信ならVT-4がオーディオインターフェイスとして使えるのでこれ1台で完結なのですが、他に楽器を入れたりしたい場合はVT-4だけでは使えません。そのためスタンドアロンでマイクを繋げた後アンバランスで出力、その後ダイレクトボックスに繋いで別のオーディオインターフェイスのマイク入力へ挿すという方法を採りました。使っているオーディオインターフェイスはsteinbergのUR12で、マイク入力×1、ギター入力×1のモデルです。

◆ボイチェンと声

事前にボイチェンソフトを色々使っていて感じたことなのですが、やはりピッチとフォルマントを弄るだけでは女声にはならないです。結構声色を作らないといけないというか、それらしく聞こえるようにするには話者自身のスキルが必要になります。女の人が男声でしゃべる場合も同様だそうです。
ということで、ボイスチェンジャーを導入したら次は喋り方かな?習得に時間がかかると思うので、しばらくVT-4をつかいながら配信しようと思います!